外国人を雇用しようと就労ビザを申請したのに、結果は、不許可。
これって、リカバリー(許可)できるの?(;’∀’)
こういう疑問を持たれる方は多いのではないでしょうか。
答えとしては、
「ケースバイケース」
再申請してリカバリー(許可)できることもあれば、
再申請してもリカバリーできない場合もあります。(^^♪
これだけでは、なんだか分からないので、簡単に説明しますね。
不許可になるケースというのは、大きく2つの場合が考えられます。
1) 誰が申請しようとも、そもそも許可が下りるような案件ではなかった場合
許可要件を充たしていない場合です。
コンビニでアルバイトするために就労ビザを申請しました!みたいな場合ですね。
こういった案件は、行政書士事務所に依頼しようとすると
「それは無理ですね…」と言われます。
そういう点では、自分で申請しようとしている場合であっても、事前に行政書士事務所に問い合わせてみるというのもいいかもしれません。
絶対無理!みたいなものもありますので…。
2) 申請の際の書類作成方法などに問題があったため、不許可となったような場合
この場合は、申請取次行政書士など、専門家に相談することによって、リカバリーできる可能性は大いにあると思います。
では、リカバリーするために、どのように対応すればいいのでしょうか。
1) 不許可の理由を調査しましょう。
不許可になった場合に不許可通知書が届きますが、通知書には理由が一言しか書いていないため、それだけでは、不許可になった本当の理由が分かりません。
そこで、申請した入国管理局へ出向いて、個室で審査官から不許可理由を聞きましょう。
その際に、再度、審査官に事情説明をしたからといって、その場で不許可がくつがえって許可が下りるということはありません。
ですので、こちら側の主張をするのではなく、あくまで、審査官がどのような理由で不許可としたのか、何がダメだったのかということを聴取することが大切になります。
2) 不許可の理由を全て聴きとるようにしましょう。
不許可理由は必ずしも1つではありません。
ですので、審査官から不許可理由を1つ教えてもらって満足していてはダメです。
仮に、他にも理由があった場合、教えてもらった1つの理由を修正して再申請しても、また不許可になってしまいます。
他にも不許可になった理由がないか、こちらから積極的に聴いていくことが重要です。
というのも、審査官には、不許可理由を説明する義務がないからです。
とにかく、すべての理由をしっかりと聴き取るように、積極的に聴いていくことです。
3) どの点を修正すべきか審査官の見解を伺っておきましょう。
不許可理由について、どのような点を修正すれば再申請で許可が下りる見込みがあるのかについても、審査官の見解を伺っておくということも大切になります。
これらの3つの点に注意しながら審査官から聴き取りをするにあたって、やはり聴くべきポイントのようなものがありますので、まずは、申請取次行政書士のような専門家にまず相談してから審査官から不許可理由を聴きとるという方がよいかと思います。
特定行政書士、AFP、法務博士
申請取次行政書士(immigration lawyer)
若林かずみ(wakabayashi kazumi)
和(yawaragi)行政書士事務所
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